新生児聴覚スクリーニングの普及に伴い、保健師・助産師の皆様から、多くのお子さんについてご紹介・ご相談いただいたり、私共のケースの相談を受けていただいたりしております。 乳幼児教育相談にとって、早期支援介入・早期教育開始、またその後の適切な教育環境の維持のために、保健師・助産師の皆様との連携は、欠かせない大切なことです。皆様のご担当のお子さんの「きこえ」に関して気になる点がありましたら、ご遠慮なくご連絡くださいますようお願いたします。 また、保健師・助産師の皆様とより良い連携を行うために「関連機関研修」「保健師・助産師の皆様の研修会へのご協力」等を行っておりますので、ぜひ、ご活用くださいますようお願いいたします。 |
聴覚障害は特異的に早期支援介入・早期教育開始が重要です。ご遠慮なくご連絡ください。 |
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■保健師・助産師の皆様がご担当のお子さんの「きこえ」に関して気になる点がある場合。 ■新生児聴覚スクリーニングや1歳半健診・3歳児健診等で「きこえ」について支援が必要な(必要かもしれない)ことが考えられるが、保護者が相談機関への連絡を躊躇している場合。 ■保護者の方がお子さんの「きこえ」に関して気になる点があると訴える場合。 ■保護者の方が「ことば」や「発達」が気になると訴えており、保健師の皆様が「きこえ」が関係しているのではないかとお感じになられる場合。 など *生後0か月からご相談を承っております。 *確定診断前でもご相談を承っております。 ■まずは下記のいずれかの方法でご連絡ください。 【電話】 03-3918-3347(代表) 【フアクシミリ】 03-3918-2354(相談室直通) 【メール】 ml-ootsukarou0622@section.metro.tokyo.jp |
関連機関研修会 |
都立ろう学校では、毎年、保健師・助産師・言語聴覚士など、医療・保健分野の皆様を対象に関連機関研修会を実施しております。テーマは「新生児聴覚スクリーニング」及び「1歳6か月および・3歳児聴覚検診」についてを、隔年で交互に取り扱っております。 ■研修会の内容(例) 《午前の部》 ・学校見学 ・講演 「新生児聴覚スクリーニング―これはスタートライン、そしてシークエンスが重要!―」 または 「1歳6か月および3歳児聴覚検診―0歳、1歳、2歳児の全国難聴発見状況からのフィードバック―」 講師:東京北医療センター 耳鼻咽喉科 医師 森田訓子先生 《午後の部》 ・協議会(各地域の支援状況や乳幼児聴覚健診について等) |
保健師・助産師の皆様の研修会へのご協力 |
連携の一環として研修会へのご協力を承っております。ぜひ、ご活用ください。 *夏休み・冬休み等の長期休業期間中ですと伺いやすいです。 ■研修の内容(例) 《第1部》 ・新生児聴覚スクリーニングについて ・聴覚障害に特異的に早期支援介入・早期教育開始が必要な理由 ・新生児訪問における「きこえ」に関する支援の具体的ポイント(未受検・パス・リファーそれぞれの対応について) ・教育分野の関連機関へのつなぎ方 ・大塚ろう学校乳幼児教育相談での具体的な支援 ・乳幼児教育相談終了後の進路 ・「きこえ」の支援の中で気をつけたい言葉 《第2部》 ・新生児訪問の場面でのロールプレイ(3パターン程度) ・継続的な「きこえ」へのサポートについて ・乳幼児教育相談にご紹介いただく際のワンポイント ・各分野の専門性を活かした連携について |